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2020-08

新岳の様子 - 2020.02.03 Mon

2月3日の早朝(5時30分頃)、少し大きめの噴火がありました。

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写真は噴火後(9時過ぎ)に撮影したものです。
噴火した時は真っ暗で写真を撮れませんでした、。
噴煙が7000mまで達したとの事で灰もそうとう飛んだ様子です。山の斜面が真っ白になっていました。

最近、新岳の活動が活発な状況なので私達島民は、山に設置されている地震計のデータにも注意をはらい、お互いに情報を共有して暮らしています。
3日の噴火も2日の午後あたりから『そろそろ危ないかも、』とそれぞれが警戒している中での噴火だったので大きく慌てる事なくすみました。
先週も『そろそろ危ないかも、』と話した翌日に小さな噴火があり、(地震計の)観測データをもとに心の準備含め、いつ何時でも対応出来るようにと備える事が出来ています。

『地震の回数が100回を超えたからそろそろ来る(噴火する)かもねえ。、』と立ち話しをして、『そろそろかあ、。』と準備をしていてふと、『噴火って出産みたいだなあ、。』と思いました。
お産だと子宮口が開いてきたとか、陣痛の周期が短くなってきたとかで『そろそろ、』と準備をすすめますが、噴火も観測データを元に『そろそろ、』と準備をしています。しかも、噴火しやすい時間は潮の満ち引きに重なっているのではないかと、言う人もいます。(3日の噴火は潮の満ち引きから夜2時~5時が危ないかもね、と予言している人がいました、。)
お産が普通分娩であればなんら問題がないように、この程度の噴火で収まっていてくれるのであればなんら問題がないように思います。
それでも万が一に備え、
いざという時の行動をシミュレーションし、的確に動けるように準備してます!

↓鬼火焚きの時(1月9日)撮影した夕日に染まる新岳
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新岳の様子 - 2018.11.08 Thu

変わらず新岳は活発な状態です。
音や体に感じる地震などは全くなく、ただただモクモクと煙をあげています。

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毎日見上げていますがいつも違います。
風向き、煙の色、大きさ、時間帯、、同じ顔が2度とない。
海もそうですね。
最近は少し慣れてきて、始めの頃の『お~!』という珍しさは薄れ、『またか、』に変わり(良いのか悪いのか)だいぶ慣れてきました。

今は季節的に集落の方への風向きではない、と思っていたのですが
時にグルリと風向きが変わって灰が降ってきます。
朝起きたら灰がうっすら積もっていたりするので『夜も噴火しているんだなあ。』と気づきます。

20181108.jpg
(ジャガイモ・大根・ハンダマ)

畑の野菜にも灰が積もっています。
枯れる様子はありませんが大丈夫かなあ、。成長にも影響があるかも、ですね。

朝、降っていなくても風向きが変わる事もあるので洗濯物は外には干さずに室内干しです。

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桜島(@鹿児島)の知恵を学ばなければ、。

新岳の噴火0529 - 2015.05.30 Sat

5月29日の新岳の噴火後、なかなか更新出来ずにいましたが
今、やっと避難場所から一息ついて、こうして更新出来る状況となりました。

5月29日午前9時59分
ドンという大きな振動を感じ、外を見たら昨年の8月の噴火の時と同じ(いや、それ以上に大きな)黒いモクモクした噴煙を確認しました。
2015053001.jpg

『あ、ついに来たな。』というのが正直な思いで
冷静に、冷静に、と思いながら、用意していた避難セットとヘルメット、そして欲をかいて作業中のパソコンを抱えて車に飛び乗り、避難場所の‘番ヶ屋峰(ばんがやみね)’へ避難。
避難場所にはすでに金岳小・中学校の子供たちと先生方が避難していて、日頃からの避難訓練の成果で皆、迅速に避難出来たのだなあ、と胸をなでおろしました。

それにしても、今回の噴煙の量は本当にすごかった、。
2015053002.jpg
昨年の8月の噴火以降、避難場所として本格的に整備され始めていた‘番ヶ屋峰’ですが、実は、工事中で
それでも、飲み水・非常食・マットの用意が既にされていて、本当に助かりました。
お昼時をまたいでいたので、皆、用意されていた乾パン(非常食)を頂く事ができました。
(それでも、硬いものが食べれない高齢の方には乾パンは不向きだという事も判明しました。)

避難所に着いてから情報を得る手段は、携帯からの人づての情報で
「どうやら警戒レベルが上がったらしいよ、」とか「島外避難になるかもよ、」とあいまいな情報ばかりで
それでも、皆、心のどこかで覚悟を持っていたのもあって、あいまいな情報をため息まじりに聞いていました。
(避難場所にラジオの一つでも置いてあるとよかったかも、ですね、。)
2015053004.jpg

今回の噴火は、回りの動きが驚くほど速く、避難場所で案じて待機していたら
次々と巡視艇が来たりヘリコプターが飛んできたり、噴火に動揺しながら、周りの動きも目が回るほどでした。
2015053005.jpg
午後1時30分、避難場所を離れ、一時自宅に戻り
午後2時30分、本村港へ集合、全島民島外避難。
約1時間の間に身の回りの物を整えないと、と避難所から自宅へ向かう車の中で色々考えていたのにやっぱり色々忘れ物をしてしまった、。
2015053006.jpg
「フェリー太陽」に乗り、本村港から島を離れる時、‘向江浜’が真っ白になっていました。
そして、ぐるっと島を回って山を見たらシルエットがだいぶ変わっている!
2015053008.jpg

自然の力は凄いです。
そして、今回も予測する事はできませんでした。
でも、そうそう予測なんて出来るものでもないのだと思います。

今回、私たちは備える事をし、
訓練を重ね、
被害も出来る限り少なく出来るように努力した結果、
実際に被害を最小限に抑えることが出来たのだと思っています。

口永良部島は火山の島です。
度重なる噴火の歴史が口永良部島の歴史です。

島のばあちゃんが避難場所で『黒い煙が白い煙になればだいぶいいよ。』と言ってくれて、避難所でなんだか心強かった。
島のじいちゃんも『今回の噴火は大きかったねえ、でも噴火はするのよ。』とおっしゃっていてウンウンと思った。

安全が確認できればすぐにでも口永良部島に帰りたいけれども、どうなるかなあ、。

今回、沢山の方々にご心配頂き、コメントも入れていただきました。
全てありがたく読ませていただいています。
ペットの事を案じて下さっているかたも多かったのですが、
実際は、我が家の猫達は島においてきました。
家の中も外も出入りする猫達で連れてくる事は出来なかった。

それでも、猫・犬など連れて避難されてきた方も多くいらっしゃいます。
2015053009.jpg
生き物を飼うという事は大変な事です。

新岳の変化 - 2015.01.15 Thu

新岳の噴火前の様子(撮影日:2014年4月6日)
2015011501.jpg

噴火(8月3日)後の新岳の様子(撮影日:2014年8月12日)
2015011502.jpg

そして、最近の新岳の様子(撮影日:2015年1月13日)
2015011503.jpg
斜面に沿って出ているる白い煙(雲ではありません)
火口は広がり(裂けている?!)続けているように感じます。
こちらの写真からでは分かりづらいですが、噴煙の少ない日は、この斜面左側の噴煙が上がるあたりに黄色い硫黄が付着しているのも目視出来ます。
噴火後は噴煙の量が多くなり、私が住んでいる前田集落では風向きにより硫黄臭が強すぎてのどがイガイガするぐらいの日も。。。

山も海も毎日違うのだと実感、。
ただ見ているだけなら問題ないのだけれども、やっぱりパワーが大きいだけに怖いなあ、、。

口永良部島へ戻ってきました - 2014.08.12 Tue

11日、屋久島の避難所から無事、口永良部島へ戻ってきました。
2014081201.jpg
避難所での生活は、ちょうど1週間。
大人数で押し寄せ、それでも色々な物を調達して頂き、人と人の繋がりやそのありがたさを実感する日々でした。
もちろん疲れました。。。日常とは違いますし、大人数ですし、。それでも本当に勉強になった。。。
島民どうし、いっぱいしゃべる機会となったのもよかった。
そして、『やっぱり口永良部島へ帰りたいね。』という結論。
私達の住む場所は口永良部島です。
そして、やっとやっと帰ってきました。

“フェリー太陽”から山の様子をずっと眺めていました。
2014081202.jpg
新岳の噴火口は広がり、火口縁(南西側)で新たな割れ目が見つかったとの事。
2014081203.jpg
火口西側から南西方向約2kmにわたって火砕サージ(マグマ水蒸気爆発の際に発生する環状に広がる高速で横なぐりの噴煙)により樹木が焼き尽くされていました。
2014081204.jpg
茶色く枯死しているように見える木々とグレーの木々とがあり、温度の差や降灰の量の違いによるのでしょうか、、。
口永良部島のキャッチフレーズ【緑の火山島】はすっかり茶けてしまった感じ、。

今回の爆発はマグマが直接関与した「マグマ水蒸気噴火」でした。
そして、マグマが火口浅部まで上昇している可能性もあり、今後、火山の活動状況に十分注意するようにとの事。
現在、噴火警報が発表され、噴火警戒レベル3、火口から半径2km以内立ち入り禁止となっています。
(実際には、火口北西側の向江浜地区を含む海岸線まで立ち入り禁止区域が広げられていています。)

島に戻ってきて生活を始めるとやっぱり日常に戻ります。
それでも、耳を澄ませ、ヘリコプターの音だと分かればホッとしたり、と緊張感をもって生活しています。

過去の歴史を見ると、度重なる噴火で人口流出のあった時代もあったようです。
その気持ちも分からなくない。
それでも、口永良部島で暮らしたいと願い戻ってきました。
気を引き締め、いざという時に冷静に行動が出来るように準備はしておくつもりです。

どこで暮らしていても何が起こるかわからないこのご時勢。
皆様もどうぞ気を引き締めお過ごし下さい。

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島女

Author:島女
屋久島の北西に位置するひょうたんの形をした小さな火山島、それが口永良部島です。
一日一便の船が唯一の交通手段という離島だからこそ、ココにはのんびりとした時の流れが残っています。
ブログを通じでこの島の魅力、そして日々の暮らしぶりをお伝えしていきたいと思っています。

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