2017-07

貴重な生き物 - 2014.12.01 Mon

“ミシマサワガニ”(写真提供:北九州魚部
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口永良部島の川にいるこの小さなカニは、鹿児島県の天然記念物に指定されています。
黒島,口永良部島,宇治群島のみに生息し、かつて「島嶼のサワガニ」の名称で鹿児島県レッドデータブック(2003)に準消滅危惧種として掲載されていた、とても貴重なカニ。(参照→鹿児島県・教育委員会

と言っても、そんな貴重なカニだとは全く知りませんでした。。。
先日、口永良部島に水生昆虫調査に来られた『北九州魚部』のIさんから教えていただき、始めて知ったところ。。。
黒島,口永良部島,宇治群島という島嶼間の地史的関係を考慮する上で重要であり,またサワガニ類の分類学的研究において種分化過程等を解明する上で学術的に貴重だという事です。

この小さなカニの存在が多くの事実の証明となるんでしょうね。。。いなくなったら全く分からなくなってしまう。
大事にしないと!
う~ん、数が少ないからそれだけを大事にする、というのではなく、色々な生き物が暮らしていける自然を守っていかないと、という事でしょうね。

先日、口永良部島で新種の魚が発見されました。(写真は高知大学HPより転載)
BSKU112950_Neoepinnula_minetomaiL.jpg
島の漁師のMさんと島に研究に来ている広島大学のK君が釣った魚が新種だったという事で名前は、エラブスミヤキ(標準和名)、学名には漁師のMさんの名前が入ってNeoepinnula minetomai。

学名に名前が付くなってスゴイ!
新種だと分かる基礎知識の広さもスゴイし、新種が釣りで釣れてしまう口永良部島の海もスゴイ!

やっぱり、色々な生き物が暮らしていける自然環境をいつまでも守っていく事が大事です。
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アオウミガメの赤ちゃん - 2013.10.23 Wed

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昨日、ウミガメ調査を行っている【えらぶ年寄り組】の方々に声をかけていただいてアオウミガメの赤ちゃん達の旅立ちを観察をしました。

口永良部島に産卵のために上陸してくるカメは『アカウミガメ』と『アオウミガメ』の2種類。
そして、『アオウミガメ』は、この辺りが上陸の北限地となっているため上陸頭数は少なく、今年上陸したのは一頭のみだったので、昨日観察した小亀たちは貴重なアオウミガメの赤ちゃん達でした。

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産み落とされた卵は砂中の温度によって45~75日で孵化をし、孵化してから砂の中でもがいて地表に出るまで1週間ほどかかるそうです。海への脱出も外敵から見つかりにくい夜から明け方にかけて、しかも第一弾、第二段と順繰り下の子達も並んで待って出てくるので、数日前に小亀の足跡を見つけた【年寄り組】の方がそろそろ出てくるから、と私達にも声をかけて下さり、皆で観察をする事が出来ました。

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小亀達が必死に海に向かって進んでいく姿は本当に可愛らしくステキで、皆で頑張れ、頑張れ、とその歩調に寄り添って応援しました。
これから台風が来るのに、この小亀達はいきなりの試練だなあ、とちょっと心配ですがコレが自然なのだから!

家に帰って長男はカメの事を絵日記に書き、それを見た末娘が「自分も書く!」と書いた絵がこちら↓

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ちゃんと絵日記になっている!
彼女は出てきたカメの赤ちゃんをどうしても触りたくって、「ちょっとだけ触って良い?」と言って、カメの赤ちゃんを抱っこしたのでその事が印象に残っったんだなあ、と感心。。。

【えらぶ年寄り組】の皆さん、良い機会を与えてくださったありがとうございました

イセエビ漁、解禁 - 2013.09.06 Fri

イセエビ漁

9月に入り『イセエビ漁』が解禁となりました。
『イセエビ漁』は、イセエビの個体数を確保するために卵を持っている間は禁漁期間とし、9月から翌4月までが漁期となっています。

エビは網を仕掛けて獲ります。 (午後から夕方にかけて、泳ぎながらエビのいそうなポイントに網を張り、次の日の早朝、網を引き上げて捕ります。)
写真はO君が撮ってきてくれたものなのですが、漁師さんは海の中でこの網をたくみに操ってしかけるのでしょうね、、。すごいなあ。。。
この時期になると漁師さんが漁に使う網の修理をしている姿をよく見ます。エビの足や角などで破れたり、からまったりするそうで、この修理も職人技です。
今期も大漁でありますように。

イセエビを頂きました

先日、漁師のT君が初漁のイセエビももってきてくれました。ありがとう。
御汁にして頂きました。本当に贅沢ですよね。
もちろんため息が出るぐらい美味しかったです。やっぱりイセエビのお汁は味が濃くって美味しい!
口永良部島にお越しの際には是非どうぞ!

ウミガメの産卵と孵化 - 2013.08.07 Wed

2013080701.jpg


「フェリー太陽」が入港する本村港のすぐ横にある向江浜(むかいはま)には毎年ウミガメが産卵に上陸します。
そして、今年度は島民有志によりウミガメの保護・監視業務が行われ、その状況の数値化が出来始めたところ。
活動の主体となっている「えらぶ年寄り組」はその観察結果を随時報告しているので興味のある方は是非ご覧になって下さい。→ウミガメの保護活動

それにしても、お母さんカメの産卵は6月頭から始まり、今まだ続いているというのだからビックリ!
(写真左下がお母さんカメの上陸の足跡)
その数60回を越しています。昨年度まではカウントしていなかったのでおそらく20回くらいだろう、という事だったのですが、実際にはもっともっと上陸していたようです。(今年が特別多いのかなぁ。)
そして、産み落とされた卵は45~75日で孵化するため、今またベビーラッシュ状態で連日たくさんの小亀達が海へ帰っていっています。
子亀達は、天敵に襲われないように夜中から早朝にかけて(暗い内に)海へと戻っていくため、実際にその姿を見る事は難しいのですが、浜へ行くと小さな子カメの足跡がいっぱい残っているので孵化があったのかどうかが分かります。(写真左下が子カメの足跡)

この浜で生まれたカメ達が大きくなって産卵に戻ってきてくれたら嬉しいなぁ

片腕のウミガメ - 2012.11.07 Wed

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片腕をなくした海亀。
口永良部島の海に住んでいます。
海の中に温泉が湧き出ている所があって水温も少し高いので温泉療養しているのかなあ、。
海で泳ぐのが苦手な私ですが、この海亀に会いたくって少し遠くまで泳いだり、そして会えるとやっぱり嬉しい!
『元気にいてくれたんだね!』と心からの声が出ます。

010-2.jpg

甲羅のコケの生えようから随分御年なんだろうなあ。。。
いつまでもエラブの海でゆっくりすごしてくださいね。
たまに会えるのを楽しみにしています。

本当に、こんな写真をアップ出来るのもO君のお陰です。
O君、ありがとう!

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Author:島女
屋久島の北西に位置するひょうたんの形をした小さな火山島、それが口永良部島です。
一日一便の船が唯一の交通手段という離島だからこそ、ココにはのんびりとした時の流れが残っています。
ブログを通じでこの島の魅力、そして日々の暮らしぶりをお伝えしていきたいと思っています。

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