2017-11

「本村区支援金口座」開設のお知らせ - 2015.08.02 Sun

避難生活の長期化が懸念される中、口永良部島内のダメージは確実に蓄積されていくと考えられます。
帰島後には個人の生活再建と同時に集落内も環境整備に多くの労力が必要です。
口永良部島では噴火前から人材不足が問題となってきましたが、帰島後はさらに人材不足が深刻化するでしょう。

私たちは、三宅島などの事例を学び、口永良部島独自の支援対策に使う予算を獲得し復興にかかる人件費用として活用する事で、作業をして頂く方の精神的負担や生活負担を軽減できると考え「本村区支援金口座」を開設しました。
 また、この支援金の活用は湯向地区も含まれます。(窓口を一本化しました。)

【支援金の基本的活用方】
・基本は、地区役員が島民の意見を集約しながら活用法を検討協議して決定、執行致します。
・支援金は個人的に要求される物質的な物に使用するのではなく、作業にかかる人件費補助に使用する事を基本とし柔軟に活用します。(島内外ボランティアの補助支援、専門作業者の人件費などの補助支援)
・区が管理する温泉施設などの改修工事にかかる人件費の補助支援に使用します。
・島内、地区内の環境整備や草刈り機械、清掃に掛る車両の燃料費などに使用します。
・本村区、湯向区で早い復興と更なる振興へ繋がる活用を心がけていきます。


金融機関名: 種子屋久農業協同組合 上屋久支所
口座名義:  本村区支援金 本村区区長 林信昭
 (ホンムラクシエンキン ホンムラククチョウ ハヤシノブアキ)
口座(普通)番号: 0025451

<ご注意>申し訳ありませんが、ご寄付は税金控除の対象になりません。

どうぞよろしくお願いいたします。
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子供たちの避難生活② - 2015.07.26 Sun

夏休みに入り、久しぶりに口永良部島の子供たちが集まる機会が設けられました。

一時帰島などがいつ入るか分からない状況の中、スケジュールを立てる事にためらいがある私たちですが、
そんな二の足踏んでいる私たちに「一緒にやろうよ!」と声をかけて下さり、子供たちは様々な体験をする事が出来ています。

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一湊で行われた『一湊浜祭り』では、海へのモチ投げやタイの稚魚の放流、大漁旗をたなびかせた漁船パレードに参加させて頂きました。口永良部島よりもずっと立派な漁港で漁船の数も多く何もかもがスケールが大きく感心する一方、久しぶりの漁港の雰囲気にホッと安心もしたりして一時を過ごさせていただきました。一湊区の皆様、ご招待いただきありがとうございました。

そして口永良部島ご出身のIさんが企画して下さったキャンプ。
あいにくの天気で海遊びは出来ませんでしたが、
バーベキューをしたりロッジに泊まったりと楽しい時を過ごす事が出来ました。
鹿児島在住のIさんご家族は、鹿児島でこの日のために募金活動を行って今回のキャンプを計画して下さいました。私たちも えらぶの子供たちでどこか遊びに行きたいね、と思っていてもなかなか実行出来ずにいたところ、このように実行できたのはIさんご家族のおかげです。

口永良部島にいたら普段、普通に顔を合わせている仲間が今は何か計画をしないと会えない状況です。
それぞれの家庭の都合もあるし、子供のペースもあるのでやはり口永良部島に居た時のように頻繁にというのは無理ですが、それでも機会(場)を設けるというのはこれからも必要だろうと感じます。

7月24日に行われた日本エアコミューター(株)さんが実施してくださった「航空教室」↓
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飛行機を飛ばすために様々なプロフェッショナルな方々が力を合わせていらっしゃる事を子供たちに分かりやすく説明して下さり、そして体験させていただきました。
新岳の噴火以降、私たちの環境は激変し、目先の事で精いっぱいであった中、この体験は子供たちの視野を広げ、何よりプロフェッショナルな方々がどうどうと自信を持ってお仕事を説明して下さる姿は何より将来への希望へとつながる体験だったと思います。

実際、私たちはたいした物も持ってこれないまま避難生活を送っていますが、こうして生活できているのは目に見えない人と人のつながりだったり、思いだったり、協力であったりすると実感しています。
つながりがいっぱいある事が真の豊かさであると思うからこそ、口永良部島のつながりを大事に、そして、今までのつながり、さらに新たなつながりを大事に生きていきたいと思います。

「航空教室」の帰り、飛行機から見えた口永良部島
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噴煙も上がっていない様子、。
早く帰りたいなあ。。。

子供たちの避難生活 - 2015.07.18 Sat

新しい生活を整えていく事に手一杯になっていたら色々な事がおろそかになっていました。
子供たちの忘れ物が増えている事に気づかなかったり、以前から便秘気味だった子がさらに便秘を悪化させてしまっていたり、。
それでも、子供たちは学校の先生方そして新しいお友達に支えられ、なんとか一学期を終えることができました。
そして、口永良部島だったら治療する事が出来なかったであろう便秘もこの際、徹底的に治そうと思っています。

子供が持ち帰ってきた七夕のお願い。
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屋久島のお友達も《○○ちゃんと○○せんせいがくちのえらぶじまにかえれますように》とお願いを書いてくれたそうです。
本当にやさしいお友達に恵まれよかったね。。

長かった梅雨も明け、一日でも早い一時帰島が望まれます。
帰島出来ても、短い時間しか口永良部島に滞在していられません。
しかも、子供たちは一時帰島が許されていないので、お父さん・お母さんにその思いを託さないといけない、。
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持ってきて欲しい物、いっぱいあるだろうけれども、いっぱいは頼めないからどうしても!というのだけ、と言って渡されたメモ。
あ~、早く口永良部島に行って色々整理もしたいし、掃除もしたい!

そうそう、夏休みに入り、息子が借りてきた図書の本にビックリ
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やる気マンマン!?
少々不安だけれども頼もしいような、。

避難生活、第二ステージへ - 2015.06.28 Sun

明日で新岳が噴火してから1か月となります。
振り返ってみればあっという間の一か月だったけれども、一日一日が本当に長かった。。。
噴火前には想像すらしていなかった今の生活が未だに不思議な気持ちです。

始めの1週間はがむしゃらに過ぎていき
次の1週間で子供が風邪をひいて寝込み始め、
次の週も次々と子供が風邪で寝込み
最後に私も風邪をもらい、寝込みたくてもやる事や気がかりな事がいっぱいありすぎてなかなか治らず
やっと今、体調も元に戻ってきたところ、、。

気持ちもだんだんと落ち着いてきました。
始めは心の整理がつかず、どうにもいけなかった、。
色々なご支援がありがたく、そして時に申し訳ない気持ちになったり、
そんな時に陸前高田市の中学生からのお手紙が届き、元気をもらいました。
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私たちよりずっと大変な思いをしたであろう彼らからの手紙には『笑顔でいて下さい。』と。

炊き出しのボランティアもとてもありがたかったです。
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食べる事は生きる事。
温かい気持ちで用意していただいた食事を皆で頂きました。


今、避難所には仮設住宅を希望する方々が残り、他の世帯は町で用意して頂いた公営住宅や民間の住宅に分かれて、夫々の生活を始めています。
これからは情報の伝達など避難所の時とは違う問題点も出てくるでしょう、。
それでも、各々の生活が確保され、自分のペースを少しずつ取戻し始められました。
私たちも先週引っ越しを済ませました。
ぼちぼち自炊も始めましたが、家族で囲んで食べるいつもの味が何よりホッとします。
やっぱり食べることは大事だなあと思います。

口永良部島に戻る日まで、この難局を島民みんなで乗り越えていかないといけないなあ、と漠然とした覚悟も持ち始めました。

いえいえ、噴火したからこそ実現した事や繋がりもいっぱいあるのだから、そんなこんなもいっぱい楽しんで吸収していかないと!
そのためにも、‘笑顔’で気持ちが負けないように、と思っています。
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↑独楽の楽しさを体験する機会が設けられました(独楽の紹介と独楽の絵付け)

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↑口永良部島にはないクライミングのジム。ずっと行きたかったのでさっそく行ってきました。

避難所での生活 - 2015.06.06 Sat

避難所での生活も一週間が過ぎました。

本当に、一日一日が長くって、色々な決断を迫られ過ごしています。
大変な日々ですが
噴火しなかったら会えなかったであろう多くの出会いと気づきと温かい励ましに支えられて過ごせているのが現状です。
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気持ちが沈まないように、とマッサージの方が来てくださったり、子供たちを外に遊びに連れ出してくれたり、丹精込めて作って下さったご飯を差し入れに持ってきて下さったり、、。
皆さんの思いを感じながら過ごす日々。

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警察官の方がして下さったマジック、面白かった。。
婦人警官の方も私たちの生活のサポートをして下さり、警察という職業に対する認識が変わりました。

2015060603.jpg

支援物質もいっぱい届いています。
本当にありがたいです。
食べ物から衣類、様々な生活必需品、。
服も2セットとか、少量しか持ってきていなかったので送っていただいた衣類を見させていただいて使わせていただいてます。
(でも、もう服がいっぱいになってきたのでもう服は大丈夫です。)

写真は、資生堂さんからのシャンプー&リンスセットのプレゼント。
旅行用のシャンプーリンスしか持ってきていなかったのでもうなくなりそう、と思っていた所。
嬉しいプレゼントでした。

他にもいっぱいいっぱいの思いを頂いて過ごしています。

私たちは、先が見えない中、それでも出来る限り早く口永良部島に帰りたい、という思いを持っています。
不思議なものですね。
やっぱり口永良部島がいいんです。
しかも、口永良部島に住んでいる多くの方々がそう思っている。
こんなに不便で火山の島で超田舎な所なのに、生きる場所として選んだ口永良部島。
口永良部島の何がそんなに惹きつけるのか、。

口永良部島は私にとって既に故郷であり、オンリーワンの存在であるという事実。
故郷への思いをベースに日々の生活があったという事を改めて感じました。




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島女

Author:島女
屋久島の北西に位置するひょうたんの形をした小さな火山島、それが口永良部島です。
一日一便の船が唯一の交通手段という離島だからこそ、ココにはのんびりとした時の流れが残っています。
ブログを通じでこの島の魅力、そして日々の暮らしぶりをお伝えしていきたいと思っています。

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