医療2 - 2006.03.18 Sat
とうとう再びお医者さんがいない島になってしまいました。
前任の川崎先生には、本当にお世話になりました。主人は、2度も助けていただきました。もし、いらっしゃらなかったらと思うと本当におそろしいです。
川崎先生には、次の志もあり、引き止めるつもりは到底ありません。それでもお医者さんのいない状態というのは不安です。
普段のちょっとした風邪や怪我などはどうにかなっても、緊急時にはお医者さんがいないとどうにもならないのです。
緊急時にはいずれにせよ島内で対応する事は出来ません。それでも船で鹿児島に行くにも、ヘリコプターが来るのを待つにしても2~3時間は手当てを受けるまでに待たなければならないのです。
怪我をしてからのあるいは発病してからの2~3時間にとるべき処置というのはとても大事なのではないでしょうか。下手すれば命取りともなりかねません!
その間にどのような判断をして、どんな処置をすべきかというのは素人には分かりませんし、第一お医者さんが居ない状態でただただ待っているといのがどんなに不安な事か!
お医者さんの方、是非口永良部島にいらしてください。
上屋久町役場で医者の誘致をしているとの事ですが、正直、島に住んでいる者として本当に真剣になって役場がお医者さんを探しているのか不安でしょうがありません。
自分達で動いていかなければ島は変わっていかない、お医者さん探しも自分で出来る事は自分でしないと、応急処置など勉強して分かる範囲で知っておかないと、と思う今日この頃です。
※口永良部島の医師募集について詳しくは、上屋久町役場(℡0997-42-0100)まで。